欧州特許セミナーレポート
平成18年10月31日(火)10時~16時、(財)経済産業調査会の主催により同調査会研修会場(東京、銀座)にて、欧州特許セミナー「特許実務者が知っておきたいEPOにおける最新の特許実務」が開催されました。

同セミナーはドイツの特許事務所「Boeters & Lieck」と弊所「Kuzuwa & Partners」との協賛のもとに開催されたもので、2007年末にも発効が予定されている改正欧州特許条約(EPC2000)に焦点をあて、EPOでの特許実務について、日本との対比も含め、その全貌が解説されました。

当日は、外国関連業務を担う企業の知財部員、弁理士、特許事務所員など約50名の参加のもと盛大に行われ、講演後の質疑も極めて活発に行われました。

プログラムの概要は以下のとおりです。
開会の辞: 10:00-10:05
   
第1部: 10:10-12:00
 EPC2000のもとでの欧州特許庁における審査の実務について
 Boeters & Lieck代表、欧州・ドイツ弁理士
 Dr. Hans D. Boeters
 (ハンス・D・ベータース)
 (通訳:葛和国際特許事務所技術スタッフ 武田恵枝)

ドイツで弁理士として、30有余年の実務実績を有するDr. Boetersにより、EPC2000での主な改正点について解説されました。出願のための最低条件の変更、医薬特許の実務上の変更などについて詳細な説明がありました。通訳は英国の大学を卒業した弊所の武田が勤めました。
   
第2部: 13:00-13:30
 日本とEPOでの審査・審判実務の若干の比較・考察
 葛和国際特許事務所所長弁理士 葛和清司

 EPOの制度・運用の理解のためにJPOでの最新の運用と対比させた解説が行われました。
   
第3部: 13:35-15:25
 EPC2000のもとでの欧州特許庁における審判の実務について
 Boeters & Lieck、欧州・ドイツ弁理士
 Dr. Dietmar Forstmeyer
  (ディートマー・フォルストマイヤー)
  (通訳:葛和国際特許事務所弁理士 井上洋一)

 日本の実務者にとって比較的馴染みの薄いEPOの審判実務について、詳細な説明がなされました。通訳は英国の大学院を修了した弊所弁理士井上が勤めました。
 
質疑応答: 15:25-15:55
閉会の辞: 15:55-16:00